門松🎍〜お正月の準備〜
元々樹木には神様が宿ると考えられ、 中でも松は「祀る」につながる樹木で、 古来の中国でも生命力、不老長寿、繁栄の象徴とされ日本でも松をおめでたい樹として、正月の門松に飾る習慣となったと伝えられています
その由来として
平安時代の宮中では「小松引き」という行事が行われ、新年最初の初子の日に山に登り、松の小木を引き抜きに行き、持ち帰って長寿祈願のために飾る習慣が門松に変化したものと考えられています。
門松といえば竹が目立ちますが、本体は松なのです。のちに長寿を象徴する竹も一緒に飾られるようになりました
門松の竹の先端部は、斜めに切った「そぎ」と真横に切った「寸胴(ずんどう)」の二種類あります
黒松は黒っぽい松で、葉が硬くて太く長いのが特徴です。赤松は赤っぽい松で、葉が柔らかくて短く細いのが特徴です。
そして、本来 左に雄松、右に雌松を置く決まりがあったが、現在は赤松がほとんど使われず、黒松が主流となっているそうです
左には 雄→男性→陽
右には雌→女性→陰
門松🎍も一対で陰陽なのです
門松には竹が3本使われていますが、竹の長さは、 7:5:3になっています。
七五三 と陽数字の集まりで、これも縁起が良いと考えられていて 実は注連縄にも使われています。
古からの習わしには 必ず陰陽や五行説が 繋がっています。縁起を担ぎ、家族の幸せを願う ということとても大事にしてきた歴史があります
とても素晴らしいことですね
そして 神さまを身近に感じ 尊び お祀りする
お正月の意味は こんなにも 意味深く尊いもの
日本にはこんなに素敵な
日本の心が生んだ習わしがあります
お正月とは 歳神様をお迎えする行事
そして家族の無病息災と繁栄を願う行事です
皆さまのところにも たくさんの幸せを
もたらしてくださることでしょう
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